比較級とは
big-bigger-biggest
beautiful-more beautiful—most beautiful
これを見ても何の事かよく分からない人はまず下記の「文法の解説」をご参照ください。
比較級、最上級は、形容詞、または、副詞にかかるものですね。
形容詞・副詞に関して不安がある方は下記の「文法の解説」をご参照ください。
比較級の形の規則性
一般的には、短い単語がer、長い単語がmoreと言われていますね。
1.三音節以上で、more
もう少し詳しく言うと、3音節(母音「a,i,u,e,o」が3度はいるもの)以上の単語は、moreを用いる事が圧倒的に多いです.
Beau-ti-ful, di-ffi-cult, po-pu-lar
などは、moreがつくわけです。
2.二音節以下でもmoreの場合
「a」から始まる単語と「-ed, -ing, -less,-ly(early除く), -ous,-ish」で終わる単語にはmoreがつきます。
active, confused,boring,careless, clearly, gorgeous, selfish
3.例外もあり
shy, bitterなどは、1、2にも当てはまりませんが、moreがつきます。他にも自分がよく使う単語の中にmoreを使うものがあるかどうか考えて見てください。
Thanの謎
Thanの意味は、「〜より」です。
Thanの品詞はなんでしょうか。実は、接続詞なんですね。接続詞とは、when とかifのようなものってことです。
そうすると、
Lady Gaga is younger than Bekky is young.
(レディーガガは、ベッキーより若い。)
接続詞(従属接続詞)は基本的に後ろには文をもってこなければいけないので、本来は上記の様な文になるはずです。
しかし、英語は同じ単語を繰り返す事を嫌い省略する傾向があるので、結果的に、
Lady Gaga is younger than Bekky.
というふうに【is young】 部分を省略してしまいます。それでは、こちらはどうでしょう。
I am younger than she is young.
↓
I am younger than she.
これが答えのはずですが・・・
I am younger than her.
という風に、実際には、ネイティヴがshe ではなく、herを使っている場面に遭遇します。これは、口語表現で、thanを前置詞のようにとらえているんですね。(前置詞の後は、目的格になりますので、sheではなく、her )
結局、英会話においては、どちらでもOKということです♪
最上級の使い方
最上級はestまたはmostを付けます。また、theも忘れずに付け加えてください。
Shinohara is the tallest in this room.
Shinohara is the tallest of the three.
場所・集団の場合は「in」、数字の場合は、「of」です。
覚えなければいけない特徴的な比較級・最上級
不規則に変化する比較級は一定数覚えなければいけません。下記問題に出て来る単語に関しては、意味も含めて覚えておきましょう。
【問題1】
下記の単語の意味を答えてください。
1good 2well 3bad 4badly 5ill 6many 7much 8little
全て答えられますか。形容詞と副詞が混ざっていますね。
【問題2】
比較級・最上級を答えてください。
1good 2well 3bad 4badly 5ill 6many 7much 8little
【問題1の答え】
(1)よい(形容詞)
(2)よく、上手に(副詞)、元気で、健康で(形容詞)
(3)悪い(形容詞)
(4)ひどく (副詞)
(5)病気で、悪い(形容詞)
(6)多数の、たくさんの(形容詞)
(7)多量の、たくさんの(形容詞)
(8)少量の(形容詞)
【問題2の答え】
(1)better ,the best
(2)better ,the best
(3)worse, the worst
(4)worse, the worst
(5)worse, the worst
(6)more, the most
(7)more, the most
(8)less, the least